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『11 for AFRICA』 プロジェクトの寄付によるサッカーボールを活用した教育プログラムを南アフリカで開始

2010年12月3日(金)、株式会社レベルファイブとTAKE ACTION FOUNDATIONが共同で実施する社会貢献プロジェクト『11 for AFRICA』(イレブン・フォー・アフリカ)が南アフリカで実施されました。

このプロジェクトは、中田英寿公認キャラクター「ヒデ ナカタ」が登場している子どもたちに爆発的人気のゲームソフト「イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー」の売上1本につき11円を寄付する仕組みで、ユニセフを通じ南アフリカ共和国の子どもたちに、サッカーボールを活用した教育プログラムを実施。「イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー 」の購入を通じて南アフリカの現状を知り、社会貢献に参加できる機会となっています。富の遍差が著しい南アフリカにおいては、貧困地域の青少年が、エイズ、暴力、犯罪などの様々な困難に直面しています。サッカーボール配布と同時に、子どもたちに困難な環境を生き抜く力(ライフスキル)の教育を実施することで、多くの子どもたちに教育の機会をつくることができます。出席率の低い貧困地域の学校では、サッカーボールを配布することで、人が集まりライフスキルの教育が行き届きます。

2010年9月末現在、 「イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー 」は、1,101,040本を売上げ、12,111,440円の寄付金が集まり、ユニセフへ送られました。配布するボールは当初予定を1万個上回る3万個以上となります。(最終の寄付金額は来年3月発売分までが集計され、その金額により配布するボールの数が確定します。)

今回、中田英寿が現地時間12月3日に、「11 for AFRICA」による最初の"サッカーボール配布教育プロジェクト"を、南アフリカ南部のエイズの影響を深刻に受けた、貧困農村部に位置するクワズールナタールのエンフムベーニ(Emhubheni)中等学校で実施しました。今後、このプロジェクトは通年プロジェクトとして、南アフリカ全土の貧困地域にあり問題が指摘されている585の小中学校(7~14歳の子どもが通う)を対象に実施していきます。


『11 for AFRICA』 教育プログラム(スポーツフェスティバル)概要


Between life and death (ライフスキル教育)
このゲームは、参加者がHIV/エイズの知識を身に付けることを目的としています。ゲームで参加者は、もし自分がHIV/エイズを防ぐのに適した行動をとっていれば生き延びることができ、とらなければ死んでしまう可能性があることを学びます。参加者は輪の中を踊ります。フラフープの中にあるコンドームがあるので、コーチがホイッスルを吹いたら参加者はフラフープの中に入ります。いつも参加者の数より2つ少ない数のフラフープが置かれますので、フラフープにあるコンドームを手に入れた参加者がゲームに残り、その他の参加者は横で座ってゲームを観戦します。

Anti-litter ゴミのポイ捨て反対 (ライフスキル教育)

このゲームは、参加者が健康的な環境について知識を身につけることを目的としています。参加者は2つのチームに分かれて、1つのグループの子どもはゴミを捨て、もう1つのグループの子どもはゴミを拾います。それが終わると、今度はゴミを捨てていたグループの子どもが拾い、拾っていたグループの子どもはゴミを捨てて競います。

Sky ball スカイボール

サッカーの技術(スキル)を競うゲームです。チームはできるだけ長くボールを空中で保てるように、キックやヘディングをします。

Shuttle relay シャトル・ラリー

それぞれのチームの参加者は、(A列とB列)に分かれて15-20メートル間隔で横一列に並びます。ラインAの1番最初の人はホイッスルとともにボールを蹴ってラインBの1番最初の人のもとに走って、ボールを渡します。ボールを受け取ったラインBの1番最初の人は、今度はラインAの2番目の人のところにボールを持って走って、渡し、列の最後まで繰り返します。AとBの列のすべての人が席に着いたチームが勝ちです。

Photo:(C)Georgina Goodwin


<11 for AFRICAの現地活動レポートはこちら>

<11 for AFRICAの活動概要はこちら>

<日本ユニセフ協会のウェブサイトのレポートはこちら>


2010年12月 7日